夏ならではの遊び
園だより |
2学期の始業からまもなく3週間。
暑い日が続いていますが、子どもたちは少しずつ園生活のリズムに慣れてきたように感じます。
そのなかで、夏ならではの遊びを楽しんでいます。
暑い日には水遊びが一番。水に濡れる気持ちよさ、解放感はひとしおです。
年長組が始めた水でっぽう遊び(ペットボトルを使った手作り)が楽しそうで、「ぼくもやりたい」「わたしも」とあこがれる年中組・年長組の子どもたち。
「つくってください」とお願いをすると、こころよく引き受けてくれる年長組。頼りになります。
保育者と子どもたちとが「おばけ」を相手に水でっぽうで遊ぶ事を考え、みんなで絵の具をつかって「おばけ」を手作り。水をかけておばけ退治を楽しみました。
夏の園庭・畑は、生き物たちの活動がもっとも盛り上がる時期。子どもたちは、その自然に心を震わせる体験を沢山させてもらっています。
なんと今年はカブトムシも!これには子どもたちも大興奮。
しかし、このカブトムシは足が一本とれて弱っていました。すると年少組~年長組の子どもたちが、このカブトムシについて話し合いを始めました。
「カブトムシ、かっこいいね」「でも弱っていて、かわいそう…」
「ご飯食べたら元気になるよ」「カブトムシのごはんって?」
「木のじゅえき(樹液)をすうんだよ」
そんな話から樹液探しが始まり、発見!「おれがとってやるよ」と年長組のお兄さんが木に登り始めました。
そのお兄さんの姿を見て「ぼくたちも」と自分たちで何とか登ろうと試行錯誤の年少児の子どもたち。
樹液をとって、カブトムシにあげることができました。
育てている朝顔。咲き終わってしおれた花を使い、色水遊び。
すりばちとすりこぎを使ってゴリゴリ。おいしいジュースの出来上がり!
畑では、生い茂った草場を使ってかくれんぼ。
「もういいかい?」「もういいよ!」
「みーつけた!」
あえて整えずに、ありのままの自然から、子どもたちは沢山の遊びを見つけて楽しんでいます。
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