2学期が始まりました
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2学期が始まってから、なんとなく子どもたちの心も体も一回り大きくなったように感じることがあります。
先日、サッカーをしていた時のことです。突然、ボールを持ってどこかへ行ってしまった子がいました。
その子の中では、何か面白いイメージが浮かんだのでしょう。
以前だったら、「なんで持っていっちゃうの!」と怒ったり、すぐに取り返そうとしたりしていたかもしれない場面。でも今回は、
「〇〇くんは優しいから、またボール持って戻ってくるよ」
と、その子を信じて待つ姿がありました。
そして本当にその通り、しばらくするとボールを持って戻ってきて、またみんなでサッカーが始まりました。
そのやりとりを見ながら、「あぁ、こんなふうに友達を信じて待てるようになったんだな」と、
なんだか成長を感じました。
またある時には、おもちゃを引っ張り合って取り合っている友達を見つけ、
「ちょっと、ちょっと!」
と間に入る子が。
「んー、1個だけ貸してあげたら?」
「はい、買ってきたよ〜!」
と、お店屋さんのような設定で、
一生懸命その場を丸く収めようとしてくれていました。

もちろん、まだまだ仲間の中で葛藤することもたくさんあります。
氷鬼をしていた時のことです。鬼と逃げる人を立候補で決めていくと、その時はなんと、鬼が子ども5人、逃げるのが私と子ども1人という状況に……!
「これはすぐ終わりそうだな……」と、なんとなく雲行きの怪しさを感じながらも、あえて何も言わずにそのままスタートしました。
まず私が(あっという間に)捕まりました。もう一人の逃げる子は頑張って逃げていたのですが、何度かタッチされても逃げ回っています。
すると、「タッチしてるのに捕まってくれない!」という声が。
逃げていた子も、悔しいのやら悲しいのやら、だんだん目に涙が浮かんできました。
「先生もすぐ捕まっちゃったしね。鬼もいっぱいいたから、すぐ捕まるのが嫌だったのかなぁ」
と話していると、その様子を聞いていた子が、
「じゃあ、自分と△△くんは鬼やめて、逃げるほうにしよう!よーい、スタート!」
と一言。 ※△△くんの意思は確認していませんでしたが(笑)
まだまだ不器用で、みんなで話し合って解決するというところまではいかなくても、
「なんとかしてあげたい」「このままじゃ嫌だな」と感じて、友達に寄り添おうとする姿がありました。
先日、年長さんでも似たような場面に出会いました。
「いや、ちょっと鬼多いよ」
「じゃあ、俺変わるわ」
と、とてもスムーズに話が進んでいく姿に、「すごいなぁ」と感動。
でも今の年長さんも1年前は、すごーく揉めていたんですよね。
年中さんも、きっとこれからたくさん揉めて、うまくいかなくて、悔しい思いをして、
少しずつ「どうしたらいいんだろう?」を考えていくのだと思います。
いつか年長さんのように、「じゃあこうしよう!」と自然に話し合える日が来るはず。
だからこそ、育ちを急がず、とことんうまくいかないことも経験しながら、歯がゆさや
ぐちゃぐちゃした気持ち、友達との葛藤をたくさんくぐって、自分自身の実体験を
重ねていってほしいなと思っています。
その一つ一つが、きっとこれからの子どもたちの「仲間と生きる力」になっていくのだと思います。

