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異学年でともに育ちあう・桐朋幼稚園ありがとうプロジェクト⑤

園だより

1学年ずつの分散登園の時から「たんぽぽ組(年少3歳児)はどんな子どもたちなんだろう」と、その出会いを楽しみにしていたゆり組(年長5歳児)。

先週から2学年ずつの登園が始まり、ゆり組の部屋には一週間のカレンダーを貼って、「この日にたんぽぽ組に会えるよ」「楽しみだね」と話をしてきました。そして先日、ゆり組はたんぽぽ組と一緒に遊ぶことができました。

実際に一緒に遊ぶ時間の中で

・自分が乗っていたブランコを、たんぽぽ組に譲る

・たんぽぽ組が乗っているブランコを押してあげる

・自分のマークと同じたんぽぽ組の子どもを探して、「同じマークなの、よろしくね」とあいさつをしに行く

・靴が履けなくて困っているたんぽぽ組に、靴を履かせてあげようとする

・「おかあさ~ん」と泣いているたんぽぽ組の周りで「ど…どうする?」と友だち同士で相談する

・ゆり組の仲間たちでダイナミックな遊び方をしていたが、近くにたんぽぽ組が居ることを知ると、ちょっと手加減して遊んでみる

ゆり組の子どもたちがこのような配慮をする姿が見られました。

  

 

様々な年齢の子どもたちが、同じ場や時を共に過ごす環境があるからこそ、年上の子どもは自分より小さな子どもたちに、自ら思いやりを向け、かかわろうとするのだろうと思います。また、たんぽぽ組の子どもたちにとっては、色々とやってくれるゆり組お兄さん、お姉さんたちに、あこがれの思いを抱くかもしれません。異学年がかかわり合うことで、互いに心を育んでいってほしいと願います。

 

年長児は「ゆりぐみだから」という気持ちがとても強く、一生懸命頑張っています。だからこそ、帰りにはかなりお疲れ…。その分、お家で泣いたり、甘えたりが増えるかもしれません。もう色々と自分でできるからこそ、「頑張ってきたんだね」と家での着替えや身支度を手伝ってあげられると、「頑張った自分を分かってもらえる心地よさ」「次の日の活力」が得られるのではないかと思います。

 

 

~桐朋幼稚園 ありがとうプロジェクト~

4歳児 女児 「文房具屋さんのおねえさんへ ありがとう」

いつもよく行く文房具屋のお店のお姉さんへ、ありがとうの気持ちを込めて。

お店で購入したシールや貝を貼って、作りました。

 

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