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おもちつき

園だより

 桐朋幼稚園では、生活の根っこを感じる体験のひとつとして「おもちつき」を大切に考えています。もち米を蒸かす、薪を焚く。そこで目にする火や煙。蒸気やにおい、音。両手で握る杵の重さやその感触。お餅をつく経験。普段の生活では得難い体験になっている「おもちつき」の空気感に触れ、年齢に応じたやり方で経験することに意味があると考えています。

 1月、子どもたち、係やボランティアのお父さん・お母さん、職員とで力を合わせて、おもちつきをしました。

 みんなでもちつきをするために、その準備からスタートです。

3歳児。遊びのなか、たわしで杵や臼をゴシゴシ。やりたーい。私も僕も。
4歳児は、もち米を蒸かすための薪運び。一人では重い…。少人数で力を合わせて、よっこいしょ。
もち米を研ぐ5歳児。餅米がこぼれないよう慎重に…。
その5歳児の姿を、じーっと見つめ続ける3歳児。


 当日。お餅つき日和の天候になりました。

早朝より、園長・職員でかまどの火つけ。
子どもたちと係・ボランティアの保護者の方々が園庭に。おもちつきの雰囲気が漂ってきました。

園長とお父さんたちとでもち米チェック。そろそろいい感じ。
お母さんたちが腕試し。よいしょ、よいしょっ!

3歳児は竪杵で、ぺったんぺったん。
初めての横杵、4歳児。そのずっしり感に、身体ごと臼に運ばれそうになりながらも、なんとかおもちつき。

5歳児。両手両足、全身で杵に力を伝えます。もち米がいい感じになってきた。
もちつきと同じくらい、火を眺めるのが好きな子どもたち。火を囲んで生まれるゆっくりな時間も、普段の日々とは違う味わいがあります。
ぺったん、ぺったん、おもちつき!
とうほうようちえんのおもちつき!

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