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ぺったん、ぺったん、おもちつき!

園だより

新しい年になり寒さも一段と厳しくなりましたが、子どもたちは3学期も友達との遊びや関わりを深めながら元気に過ごしています。

1月中旬、園庭でおもちつきを行いました!子どもたちが力を合わせて、美味しいおもちを作りました。

前日の準備から、各クラスの子どもたちができることに参加をしました。

5歳児ゆり組は、もち米研ぎ。冷たい水に「つめたーい!」と声をあげながらも、きれいにもち米を研いでくれました。4歳児ばら組は、薪運び。かまどに火をつけ、せいろでもち米を蒸すので、そのために工作室から力を合わせて薪を運びました。3歳児たんぽぽ組は、自分たちが使う少し小ぶりの臼と杵を布巾で拭いて、きれいにしました。

また、「ぺったん ぺったん おもちつき とうほうようちえんの おもちつき♪」という手遊び歌を歌って、おもちつきを楽しみな気持ちがより膨らんだ子どもたちでした。

そして迎えたおもちつき当日。とても寒い一日でしたが、雨は降らずに行うことができました。朝からかまどに火をつけ、モクモクと煙が上がっている中の登園でした。子どもたちは、はやくおもちつきがしたいと期待しながら、もち米が蒸しあがるまで好きな遊びをしました。園庭で、かまどの様子を気にしながら遊ぶ子どもも多かったです。「まだかな~」と待ちながら遊ぶひとときも、幼稚園でのおもちつきの醍醐味(?)と言えるかもしれません。

まずお手伝いの保護者の方に、大きな臼と杵でもち米をこねてもらいます。体重をかけてこねていくと、だんだんともち米がまとまってきます。そうしたら、子どもたちの出番!クラスごとに分かれ、一人ひとりが杵を持っておもちをついていきました!「よいしょ~、よいしょ~!」「ぺったん、ぺったん!」というかけ声や、途中で和太鼓の登場もあって、大盛り上がりのおもちつきになりました。

今年も、感染症などに配慮しての開催となったため、お弁当の時間にみんなでおもちをいただくことはせず、少しずつ家庭へ持ち帰り、ご家族で味わっていただくことにしました。翌日、子どもたちに聞くと、しょうゆ味、きなこ味、揚げもちなど、色々な味付けで食べたそうです。保護者の方からも、”保護者の参加はできなかったが、子どもから楽しかったという感想が聞けてよかった”といった感想を多くいただきました。

そして、おもちつきの日以降も、遊びのなかでおもち屋さんやお雑煮屋さんなどが開かれています。生活の延長線上にある行事として、子どもたちも楽しんでいるのだと感じます。こうした原体験を、これからも大切にしていきたいです。

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