４歳児 プレイデーの活動から
園だより |
１学期のエピソードを振り返っていきます。
この競技はばら組でブームにもなりつつあるダンゴムシにみんなが変身して、障害物を乗り越える競技を楽しみました。はじめはトンネルくぐり。そのトンネルを通るとダンゴムシに変身するよ、と子どもたちと世界観を作っています。その後跳び箱３段をよじ登ってジャンプで降り、コーンにタッチしてゴールです。
この競技は競争ではありませんが、ここでも紅と白に分かれて取り組んでみました。それぞれ好きな色のリストバンドをとって競技を行っていくと、あれあれ…。白チームはもう全員終えたのに紅チームはまだやってない人が大勢。
「まだやってない！」
「２回目はずるいよ」
「私、紅から白に変わるよ」「僕も」
「そうしてもらう？」 「うん！」
と、今回は途中で白に移ってくれた人がたくさんいたので進めていくと、今度は白にまだ終えていない人が残ってしまいました。
「おかしいねぇ、、」と呟くと、そこでまた白に移ってくれた子が「あっちで走るよ」と紅に戻ってくれ、全員終えることができました。
「紅白同じ数にするべき」というような答えを導きだしたり、正確にする事、大人がやり方を教え込む事を目的とするのではなく、みんなが共通する不具合が起きた時に、「じゃあどうしたらいいかな」と考えたり、思いを出したり、仲間の考えを聞いたりする経験を大切に取り組んでいきたいです。
