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みつあみ

園だより

「みつあみ」をして遊ぶ子どもたちの姿があります。

4歳児年中組の子どもたち。3本のスズランテープで編んでいます。



5歳児年長児たち。
これまでのみつあみ遊びの経験から、今年度はモスリンという生地で自分の「なわとび」を編んでいます。
手だけでなく、足もつかって編み込みます。
「みつあみ」から「縄あみ」へと進化しました。

「みつあみ」、その技は保育者から教えたものではありません。
遊ぶなかで、毎年、誰かが、いつの間にか、みつあみをして遊んでいます。

編み込んだそれをヘアアレンジのように着飾ってみたり、手作りのステッキ風なものにくっつけて遊んだり。
その姿に「いいなあ」「ほしい」と目は輝き、憧れる子も。

やってみようとする。けどできない。ねじねじみたいになったり。編む前からこれはできそうにない…と思う人も。
できない、でも、ほしい。
だから「つくって!」と尋ねる先は保育者。保育者も手伝いますが、そのうち「わたし、できるよ」と子どもの声。同学年の子に手伝ってもらったり、違う学年のところに通ってお願いしてみたり。
そうやって、出来る人の力を借りて手にしたみつあみ。嬉しそうな顔。作ってあげた人も嬉しそうな顔。
しばらくは手伝ってもらいながら、でもいつの間にか、自分の目と手で、紐に向き合っていくことも。

みんながみつあみを経験するわけではないし、みんながみつあみをできるわけではありません。
だからこそ、それぞれの子どもたちが引き合って、このみつあみ遊びが、毎年続いているようにも思います。


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